展示会

驚くべき学びの世界展

10日ほど前になるが、ワタリウム美術館での「驚くべき学びの世界展」に出かけた。北イタリアのレッジョ・エミリアで行われてきたアートによる幼児教育の成果報告だ。教育という分野が当事者の子どもたちに対して有益なばかりではなく、社会や地域の未来に大…

大山崎山荘美術館

ホテルのあちこちの場所で本を読んだり散歩したりと過ごして、夕方から四条へ出る。minä perhonenさんの京都店は何度訪れても、まして自分が男でも、ため息がでる。建物を選び、インテリアを設計し、調度品を集めたり制作を依頼したり。スタッフを教育したり…

東京都現代美術館

新木場での「Transformation」展と「オランダのアート&デザイン新言語」展。前者は予想していたよりも鋭くて重い。人間の存在についての認識を問いかける意図とはいえ、同時代の美術家たちの視点はこれほど厳しい必要があるのかと思う。私たちの日本の生活…

クリスマスイベント2

ビジュアルデザインの1,2年生有志が市主催のイベントにブース出展した。短い準備と予算ゼロ(全て学生の持ち出し)、市民イベントに向けた運営ノウハウがまったく無い大学だったため、ローリスクの企画を学生が考えた。似顔絵、フェイスペイント、キャンドル…

熊本市現代美術館

古屋誠一 メモワール.展を観る。1980年代を中心に、オーストリアで妻のクリスティーネと過ごした生活の記録が綴られている。数年前に彼の写真集を購入して以来、気になっていた。古屋氏自身が展示に携わり、彼女との出会いから精神疾患による離別までを逆時…

富山市近代美術館

富山県立大学に伺いキャリア教育の調査を終え富山市に。25年ぶりになり、トラムが走る観光都市の風情には以前の瓦葺きの民家が多い空が大きな町、という記憶が重ならない。巨大な紀伊国屋書店もうらやましい。 しかし美術館を巡回する無料送迎バスのドライバ…

ハンス・コパー展

汐留でハンス・コパー展を観る。過日の新近代美術館のルーシー・リー展同様に、たいへんな賑わい。日曜美術館のテレビ映像と実物とは、まったく違う。写真や映像では立体作品の質量感は伝わらない。写真の立場からすると、逆説的に写真が表現(再現)しうる…

これも自分と認めざるをえない展

佐藤雅彦氏の21_21 DESIGN SIGHT-「これも自分と認めざるをえない展」を観る。会場は20代の人を中心に列ができている。 インタラクティブな展示が多いため、アトラクション待ちみたい。21_21はこんなに賑わうのか?佐藤氏の影響からか、会場にも来場者にも明…

オートバイのデザイン展

浜松市美術館で開催中の「オートバイデザインの半世紀」を観る。日本人の若者のクルマ、バイク離れが市場の縮小として産業にも影響を与えるとされる中、小学生からご婦人まで和やかに行き来する風景が不思議な印象。さすがは浜松市というべきか。 日本メーカ…

copyright Nobuo Yasutake