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インフォグラフィックス

日本の第一人者である木村博之先生の「インフォグラフィックス」が刊行された。事例を細かく分類した上で、制作者/研究者としての解説文が豊富であり、この分野の働きや効果が理解しやすい。

インフォグラフィックスの書籍は少なく、従来のグラフィックデザインの分類〜サインデザインなど〜として一部が紹介されるが、本来の位置づけはそうではない。木村先生もご指摘のように現代の情報化社会が1970年代とは大きく異なるように、現代のデザイン研究は当時のデザイン3領域=コミュニケーション、エンバイトメント、プロダクトとは異なる構造になっていることを、日本の美術・デザイン業界でも理解が進んでいない。大きな書店でも情報デザイン関連の書籍は、分類がまちまちだからね。情報デザインは複数の「モノ」のデザイン領域を横断する「コト」のデザインといえる。
こうした書籍は出てすぐに手に入れないと、数年後には手に入らない可能性もある。過去の多くの優れた洋書や和訳本が生き残っていない。というわけで、これも学生の諸君はすぐ手に入れてほしい。

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copyright Nobuo Yasutake