駅前商店街

以前お世話になった県立大学のK先生にお会いして、地域と大学の協力関係について貴重なお話を伺う。県立大と私が通う大学は同じJR駅の逆方向に位置している。朝夕は二つの大学の学生が小さな駅を共有して乗り降りする。混雑ぶりは地方都市にしてはなかなかのもので、私も当初は電車利用を試みたが100人程の学生のバス行列に恐れをなして、軽自動車通勤にした。
駅前の地域にとって学生の影響力は大きく、消費効果もさることながら毎日三千人余の若者が通るだけで知的で文化的な磁場が生まれているんですよ、とK先生。もしも大学に変わって病院や工場があったらと想像すると、学生が歩いている街の独特の魅力はよくわかる。
学生が地域に関わる新しいプロジェクトについて、今考えています。

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