壁を拭く

土日続けて自宅のメンテナンスをする。真夏からの懸案にようやく取りかかる気温になった。窓掃除は地上から3mの位の高さに横8mのガラスが2壁分。

以前は妻の不安をよそに一人でやってみたら梯子が倒れ2針縫った。今年は新しい梯子で快適に、と思いながらふと、壁も拭いてみたらきれいになった。確かにルイス・カーン氏の作品集の中で、「フィッシャー邸はオーナー夫妻の手によって家具同様の手入れをされ、その美しさを今も保っている」とある。板壁も拭き掃除、という考えてみればあたり前のことを3年間やっていなかったことを反省し、妻と拭き掃除する。2時間弱かけて手が届く範囲は元のオレンジ色の輝きがもどるが、さて窓の上の壁は、と途方にくれて終了。床の拭き掃除に比べようもなく広い。
夜に燐家との境に作ろうとしている塀のDIYについていろいろと調べていたら、興奮して眠れず。庭にある大谷石にドリルで穴開けしている夢を見て目が覚める。(写真は2年前の様子)

copyright Nobuo Yasutake