デザイン学会第5支部

ゼミ学部生による初めてのデザイン学会「ポスター発表」が終わった。7名の学生で5月から9月までを費やした研究報告。「旅の喜びを支援するデザインの考察」B2サイズのボード4枚。密度たっぷりに成果が詰まった4枚のパネルを核として数時間の体験は、学生たちに強い自覚をもたらすことができたようだ。

大学で何かを学ぶということは、知力のありったけをかけて走る長距離走のようなものか(体力ではないよ)。作るものや研究する題材に絶対的な価値があるのではなく、どのように考えを進めたか?その結果、どのような真実に到達したか?がとてもとても重要だということに、熊本まで身体と頭を運んで来た学生が理解したように思う。
現T大学には大学院がないデメリットはいくつもあるが、学生にとっては「知力マラソン中の先輩」を見た事がないというのも弱点だろう。乗り越えるべき目標があれば、そこがベースキャンプとなって中腹からスタートできるものが、常に海抜ゼロメートルからの登山のように先が長い。初めて院生の仕事を見た学生たちの緊張感やライバル心が伝わってくる。これだけの内容をよく短期間で研究しましたね、という教員のコメントをいただけたのが励み。きちんと評価してもらえたと思う。

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copyright Nobuo Yasutake