パッキン

オランダ行きを控えて、大型のスーツケースに荷造りをしている。デザインコンぺの賞品を持参するために、私物以外の持ち物も多いはずだが、意外に片側だけであっさり収まり、軽い。昨年とは大違い。パリの石畳の上り坂を押して歩いた時のつらさを思い出す。
最大の功労者はデジタル機材だ。昨年:旧式のデジタルビデオカメラの充電器とケーブル、三脚、NIKON D300デジタル一眼レフカメラの機材、RICHOのコンパクトカメラの機材、だったのが今年:SONY NEX-5の充電器のみ、という点だろう。ほとんど充電器を運んでいたようなものだった。小型カメラ一台で複数の機能を併用できるようになった。技術の進歩は人間の負担を減らすためにあるんだね。小さい苦労だけど。

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