鎖骨を折って知ったこと

53日に韮崎市の農道で、歩くようなUターンで転倒したら、ヘルメットのチンガードで鎖骨が折れた。

治る経過で分かったのは、生活に障害があるのは、骨が治癒するまでよりも、その後のリハビリの方だということだ。

7月上旬に固定のベルトを外すまでは、肩が固定されているため洗髪も苦労していたし、Macbook pro程度と持つのも不安だった。2ヶ月程度の不便と考えていたが、外してみたら左の肩から肘、首から背中までがしくしくと痛い。仕事中も運転中もくつろいだ時も寝ている時も痛い(笑)。7月下旬から痛み止めを処方して、8月下旬から筋トレを始めて、少しづつ動くようになった。

108日現在で、稼働域は健常時の6割程度か。

9月下旬にGSを動かした。5月に軒下に入れたままの状態だった。線路までの何ということもないくだり坂で、膝の間の車体の、たっぷりしたサスのストロークでギャップをいなす動きの親密さにとてもほっとした。まだ、左肩が回らないため、取り回しと乗り降りの動きに顔が歪む。筋肉もずいぶん落ちた。身体に自信がもてないから、怯えがある。僕は勇気を呼び起こすために乗っている。                                                                        

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copyright Nobuo Yasutake