2014の奈良

年末からまた奈良に来た。東大寺で除夜の鐘をついてみたいと思った。30日の夜に入り、31日は朝から妻と歩く。実は年末に買った登山用の靴の慣らしを兼ねている。薬師寺唐招提寺垂仁天皇陵、平安京跡、宇奈多理座高御魂神社、法華寺、まで10km少々歩いて日が暮れた。
薬師寺では写経を申込んだ。般若信教のお経について解説文を読みながら内容を考えてみると、悟りを開くということは所行の全ては空でありながら、だからこそ尊くて、でも未来永劫の流れの中の一つということなのだろうと勝手に解釈してみる。何度も何度のお参りしていて、自分は神社でもお寺でもお墓参りでも、祈る内容を持たなかったことに気がついて、強く驚いた。
僕は自分の罪深さを恥じ、間違いを悔い、少しでも改める行いを誓うような謙虚で尊い気持ちを自らの内にもたないまま、傲慢な人間で過ごしてきたのではないか。僕は奈良の神々に感謝して、ささやかでも清い人生を作りたいと思った。

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copyright Nobuo Yasutake