デザイン

PBLで失われるもの

2016年度は、主に未来デザイン研究会に対して9つのPBL(課題解決型の教育)を行った。20余名の学生は一人あたり最大3つほどのプロジェクトに関わりながら、あわただしく一年を過ごしたことになる。 進路を決めなればならない学生にとっては、こうした専門…

未来デザイン研究展2013

2月の昔話になるけれど、未来デザイン研究会の発表展を静岡で開催した。2012年に新宿展を自主開催したノウハウがあるので、全て学生の手で準備が動いていくのは実に頼もしい。目的と責任が明快な組織ができれば大抵のことは動きながら考えてもゴールへの道は…

未来デザイン合宿 in 下田

2年続いた伊東市を離れて下田市で合宿ワークショップを行った。 新しい観光キーワードを抽出する目的で、ビーチと市街地を対象にしたフィールドワークからラピッドエスノグラフィーを学ぶ内容だ。2年7名、3年14名、4年9名、計30名の学生が7班で行動し…

日本デザイン学会で札幌へ

22日(金)から2泊で札幌市立大学で開催される日本デザイン学会へ行く。シビックプライド研究のポスター発表だが、担当した学生6名が会場プレゼン予定なので実は気楽。次回からは学部生も学会会員になって、「名義貸し」ではなく自前で発表してもらおう。 …

第9回情報デザインフォーラムに参加

情報デザインフォーラムには120名が参加された。若くて物腰に節度が感じられる人が多く、他の教育系やデザイン系のセミナーと雰囲気が違うように思う。理系でクリエイティブな企業人や会社員経験者(?)という感じか? 情報デザインを推進するワークショッ…

2012年度の仕込み

4月からの授業の仕込みの詰めの毎日。今日は未来デザイン研究会の年間計画作り。意欲がある学生たちと話すとアイデアが次々出てきて、学びは相乗効果だなと感じる。ところで「楽しくて役に立つ」「投資に見合うリターンがある」ことは学部教育でも有効だろ…

Facebook page

2年生が静岡市の温泉旅館のFacebook pageのプレゼンテーション。学生は現地取材の際に若女将の魅力にすっかりほだされており、意外にリラックスしている。 授業の目的は3つ。「ユーザーの期待を可視化する」「クライアントのファンを作る」「facebookアプ…

未来デザイン研究展

新宿3丁目の小さなギャラリーで、2011年に立ち上がった「未来デザイン研究同好会」の初めての発表展を開催した。7月から少しづつ担当を決めて、10月から本格的に取りかかった。3年部長、2年副部長はじめ、グループワークがさほど得意とは言えない面々がばた…

Infographics workshop 4 "静岡"

情報デザインを学ぶ、Infographics workshop 4 "静岡" が無事に成果をあげることができた。過程を整理することで、価値が客観視できると思う。 2010年5月、横浜の情報デザインフォーラムで浅野先生とお話しできたのが起点。「今のデザイン教育はこれでいいの…

森本千絵さんと広告

SCCさんが企画された森本千絵さんのトークセッションにお邪魔した。実行力あるなぁ、JAGDA静岡としては反省。会場は広告業界の皆さんでぎっしり。これほど若い、女性比率が高いデザイナーの集会はおそらく静岡では始めてではないか。ポジティブなエネルギー…

地域・コミュニティを楽しくするためのデザインワークショップ

2年生と一緒に千葉工大へ。情報デザインフォーラムの山崎先生、原田先生によるワークショップを受講する。いつものように運営や発表したりする側=仕掛け側だとリラックスしてるのに、受け手側だと気楽な反面で、少し緊張しているのが不思議。学生に偉そう…

伊東合宿2011

内外の変化に伴って、合宿も変わって良い内容になった。運営主体を、構造が曖昧な指導教員制から未来デザイン研究同好会に切り替えた。学びたい学生がコースを超えて参加する。部長を頂点にした組織が生まれて、責任持って各自が自主的に参画し、予算から学…

デザイン学会

人間中心デザインへの注目度がいよいよ顕著になってきた、と千葉工大で開催された日本デザイン学会春期大会で確信した。個人的にはデザインの現場を経ながらずっと感じ続けていた居心地の悪さのようなものが年々氷塊し、腑に落ちてくる感触がある。 プラスチ…

突破する力

ゼミの学生がオリジナルフォントをデザインした。発案からモチーフの選択、エレメントの設計、ファミリーの構造など、良い意味で時間をかけて検証してきただけの精度がある。何度か助言はしたものの全ては彼の仕事であり、それが嬉しい。情報設計の段階で正…

短い課題では終わらないこと

2年生は4週間で1課題。地震に対してデザインができることを考えてみている。2人一組のグループワークで、リサーチと考察とビジュアル化をスピーディに結びつけることを身につけるのが目標の小セッション。滑り出しは上々で、特に男女のペアは強い。男子…

広告に辟易する心理

東日本大震災に関してさまざまな団体からのメッセージがテレビCMの形で社会に発信されている。それを見て、広告が嫌になる気持ちになっている人は多いのではないか。ひとつになろう日本、と安易に強い言葉を発信してはいけない。偽善。気休め。親切のアピー…

新学期

新2年生の新学期はKJ法を用いた発想法から。グループワークのディスカッションも活発で、順調な滑り出し。今年から受講者のクラス分けが変わり、企画寄りの学生だけで開講できる効果があるようだ。来週からインフォグラフィックの開発。 数日続いた新学期ガ…

クラブ活動

ナガオカケンメイさんの[ d design travel ]の最新号は静岡。3年前のインフォ・デザイン研究室の学生たちが研究、発行したのが [ dani & dara ]。消費されない価値とは何か、を調べて、取材して、ひとまず定義したアプローチに多くの共通点があるのが楽しい…

京都グランドプリンスホテルと村野藤吾氏

プラナカンの街を撮影して回ろうとマラッカの古いお屋敷のホテルを予約していたが、出発前日にキャンセルした。震災の影響で猫が極端に怯えるようになり、預けていけないと判断した。取り止めに伴うさまざまな手配を半日かかりで終えた頃、彼はすっかり元気…

On the travel

両大学合わせて29名が[ On the travel ]デザインアイデアコンぺのプレゼンテーションを行う。J社の協力を経て実現した産学協同の取り組みだ。2年前よりロンドン在住のコーディネーターと協力して各方面に交渉した結果,名古屋本社に快諾していただいた経緯が…

デザインワークショップ

Courses, News & Events, Research | Ravensbourneは2010年9月に、ケントの緑豊かな地域からオリンピック開催予定のO2ドーム横に移転した。それはキャンパスの裏庭をキツネが歩いていた工房村のようなカレッジから、情報世界を牽引する学生を育てるデジタル…

地域について考えた

図書館や美術館、博物館といった地域の文化人や企業経営者による勉強会から、学生が11月に行った地域商店会の活性化研究について再度プレゼンをして意見交換をしませんかとのお誘いをいただいた。早速、学生有志4名を選抜し、当日夜の会場へ臨む。 11月は商…

漆について考えた

後期末の今日で授業は終わり。漆工業組合の方々に向けたM先生の授業のプレゼンを見学させてもらう。自分で組み立てていない分、冷静に見れるのが新鮮。 漆という古典的な地場産業に対してデザインが関与することでどのように活性化できるか、学生がプランを…

旅のデザイン2011の企画

2011年3月締切の「旅×デザイン」をテーマにした産学協同デザインコンぺ企画の打合せに名古屋のJTB中部本社へ。旅に出る前ー途中ー戻った時の心理に働きかけるデザインを考える内容を確認。 特に旅を終えた時の情報デザインに期待したいと担当の方と意気投合…

産学協同のデザイン

3月に本学と英国のレイベンスボーンカレッジCourses, News & Events, Research | Ravensbourneを対象に(株)JTB中部に産学協同のデザインアイデアコンぺが開催された。その成果がいよいよ12月から同社製品のユーザーを対象に使用されている(宣伝です)。 …

インフォグラフィックス ワークショップ3に参加しました

楽しみにしていた情報デザインフォーラムの「麹町の時間旅行」ワークショップに参加させていただいた。情報デザインの最前線にいる皆さんの着想に触れることができて新鮮。「わかる喜び」って頭の中で起きる高尚なことではなく、ユーモアに反応しちゃうよう…

現場

地元の商店会有志の方々に集まっていただき、学生による活性化のアイデア発表会を行う。地域の歴史や文化の文献調査、フィールドワーク、聞き取りを経て検討した問題解決の案は、6チームによるデザインプランにまとまった。 学生によるNPO立ち上げとギャラ…

シンボルマークかな

ご縁があって、全国育樹祭のシンボルマーク選考をお引き受けする。難しい仕事になった。植樹祭との違いや、林業振興のための計画的な伐採のアピール、後継者育成などがテーマということがマークの募集要項からは読み取りにくい。新芽を守る富士山をモチーフ…

絵コンテがかける

地元の草薙商店街の活性化計画が終盤を迎えている。 ユーザーゴールについての絵コンテとプレゼンボードのラフはコンピュータ禁止。思考の流れをさまたげずに展開するにはスケッチの方が好都合。といったら学生の絵コンテは実に楽しいものが仕上がってきた。…

審査

1年生がピクトグラムの提出を終えたので、一斉に貼り出してお互いに審査をする。授業開始の時点でレジュメを配布して「評価方法は公開審査」と予告しておいた。大学構内の施設を題材に、絵文字としての理解のしやすさを考案した。どう考えても、制作者の言い…

copyright Nobuo Yasutake