合宿

ゼミの学生たちと2泊でI市の温泉旅館でデザイン合宿。教育委員会の協力でプレゼン審査が実現した。
のべ9時間で観光プランを企画する課題は、いつもの手順を踏めばできそうな設定だが、今回は、これまで話した事もない先輩〜後輩混合の6名1チームがくせもの。「課題をどう考えるか?」の前に「あなたは何を考えてるの?」という人間関係の構築力が勝負の鍵。気遣い、遠慮、恥じらいの沈黙オーラが立ちこめる中、バカになれる先輩がいるチームから抜け出していく。
結局、デザインの上手い下手は関係なし。「女子大生プロデュース」という、いかにも観光したくなるアイデアを見つけて、単純に提案したチームが優勝。正直、ほっとする。「せっかくだから勝ちたかった」という学生の声に、ますます安心。

copyright Nobuo Yasutake