IKEAが好きな理由2

一週間に2度行く人もあまり居ないと思いながらも車を走らせる。先日はなかったパーツが、電話確認したらあるという。 オペレータとのやりとりで在庫確認するのが最も確実だが、彼女と話すのは難しく、ウェブサイトに控え目に表示されている代表番号から音声…

IKEAが好きな理由

IKEAイケア・ジャパン 株式会社 - IKEA港北に行く。幾度となくさまざまな理由の失敗例(買った商品を使わないまま次回に返品)を繰り返しながらも年に数回は足を運んでいるのは、二人ともこの企業が嫌いではないから。はっきり嫌いまたは苦手な人も多いに違…

発表するとわかること

この大学のゼミではおそらく初めてになる、学会でのポスター発表まで1ヶ月。作品ではなく研究発表というのも初めて。4年生もおたおたして、初体験というのは必要以上の不安を招く。 「地面でのサインデザイン」が完成に近づくものの、予想される質問を想定…

授業のはじまり

敬老の日だが今週から担当授業が始まる。午前3年、午後2年。1回目はオリエンテーションなので、大きめの声量でほぼ5時間ほど喋っているせいで3時過ぎからは声が嗄れる。3年生は互いの手の内も見えつつあるため、課題は自分たちで問題の本質を捕まえない…

壁を拭く

土日続けて自宅のメンテナンスをする。真夏からの懸案にようやく取りかかる気温になった。窓掃除は地上から3mの位の高さに横8mのガラスが2壁分。 以前は妻の不安をよそに一人でやってみたら梯子が倒れ2針縫った。今年は新しい梯子で快適に、と思いながら…

駅前商店街

以前お世話になった県立大学のK先生にお会いして、地域と大学の協力関係について貴重なお話を伺う。県立大と私が通う大学は同じJR駅の逆方向に位置している。朝夕は二つの大学の学生が小さな駅を共有して乗り降りする。混雑ぶりは地方都市にしてはなかなかの…

就職難の理由

夏休み明けの全体会議で就職内定の報告書の厳しい現状を再確認。私の関係するビジュアルデザインコースも前年同月対比で半数程度の内定率に低迷している。 前任校で「キャリアカウンセラー」資格取得を支援してもらった経緯もあり、進路・転職のカウンセリン…

情報デザインの教室

情報デザインフォーラムの方々がまとめられた「情報デザインの教室」も手にできて嬉しい気持ち。新米研究者としてはフォーラムに参加できるように頑張らなければと思う。 同時期に次々に刊行、という背景には、現代社会の諸問題に向き合えるデザインの、領域…

インフォグラフィックス

日本の第一人者である木村博之先生の「インフォグラフィックス」が刊行された。事例を細かく分類した上で、制作者/研究者としての解説文が豊富であり、この分野の働きや効果が理解しやすい。 インフォグラフィックスの書籍は少なく、従来のグラフィックデザ…

CMプランナー

CMプランナー、タクボートの多田啄さんのビジネスアイデアセミナーに出席する。コピーライターズクラブの方からお誘いいただいて感謝。JAGDAと比較して、実社会に向けて現実的な活動をされている様子に刺激される。多田さんのお話を聞いていると、この2日停…

大和田さんの本

日曜に買った大和田良さんの「ノーツ オン フォトグラフィー」を読む。30代の著者が写真家に成長していく過程が誠実で抑制的な文体で綴られており、こちらまで励まされたような嬉しい気持ちになる。 一文だけを取り出して引用するのはフェアではないだろうが…

日英ワークショップ

2日間こもってデザイン学会のレポートを書く。締め切り日に提出する癖は生涯治らないのか、抱える仕事が多いのか。夏の休みは正味3日間だった。 間に合った原稿は3月に実施した英国の大学との教育プロジェクトのまとめ。産学共同のデザインコンペと、英国で…

ハンス・コパー展

汐留でハンス・コパー展を観る。過日の新近代美術館のルーシー・リー展同様に、たいへんな賑わい。日曜美術館のテレビ映像と実物とは、まったく違う。写真や映像では立体作品の質量感は伝わらない。写真の立場からすると、逆説的に写真が表現(再現)しうる…

GS日記2 37℃

国道147号を北上して安曇野、穂高と進むにつれて日本アルプスが左手に連なる。雲の奥に雪を抱いた山容が見え隠れしている。高原からいくつもの山々が急角度で立ち上がる様を見ていると、最近、TRANSIT | トランジットで見たモロッコ、アトラス山脈の写真を思…

GS日記1 視程

一応駆け出しのGS乗り(というモーターバイクの業界言葉があります)としては、皆さんの「一日500km位は走るね」という発言にいつも忸怩たるものが。いつかきっと東北や九州をGSで思う存分に走ってやる!と誰にともなく誓う。遠吠え? というわけで34℃の中を…

常に変化している

午前はゼミ研究の指導。デザインのプロトタイプを用いたシミュレーション(小芝居)をすると、論理的な不具合「これってないでしょ」が如実に分かる。修正多数で学生、少し青くなる。午後にインターン先への挨拶に県の工業技術研究所に行く。グラフィックと…

バーベキュー2

夕方までの研修会を終えて、妻が主宰したこどもデザインスクールの打ち上げに。スタッフや学生ボランティアが集合すると12名。今回はマンションの屋上テラスがバーベキュー会場になる。 義母特製のジャガイモのサブジ、ごぼうのマリネ、梅酒、ひじきのご飯。…

モノをつくる、その前に

ゼミの4年生のグループ制作をアドバイスしに行く。夏休み中なのにしっかりプロトタイプ制作も進めていて感心、感心。4年ともなると安定感がある。難点があるとしたら、やはり「すぐモノをデザインしちゃう」癖でしょう。 ユーザーが使用している姿を想像す…

バーベキュー

妻の友人宅のバーベキューに招かれる。ケヤキの木陰に作られたテーブルセットと炭窯、大きな豚バラのブロック、チキンのローズマリー漬け、玉ねぎのオレンジジュース漬け、トマト、ししとう、ジャガイモ、サツマ芋、リゾット、思い思いにちょうど良いタイミ…

垣根

株式会社ジーエー・タップさんのサイトを見て強く感銘を受ける。自社のミッションを課題解決と価値創造に明確化し、「空間系と情報系からアプローチしています」というオープンな意思表示とともに、仕事から伝わる理系的な聡明さが印象的。私が九州で尊敬し…

興南高校

甲子園春夏連覇を果たした沖縄の興南高校。我喜屋優監督はNHKの取材で「毎朝、選手と散歩をする」と述べていた。歩きながら気が付いたことを、散歩から帰ると選手は発表する。「観察する感性を養うことが大切」なのだそうだ。「試合の中では必ずピンチがある…

シンボルマーク

午後に県の福祉関連のシンボルマークの審査員を務める。JAGDA関連の仕事。1次選考で選ばれた100余点の審査に3時間弱を要するが、6名の選考委員の意見交換は活発で、ベストと思われる選考を行うことができた。ほっとする。 行政のシンボルマーク選考は民間…

55割

去年に引き続きデザイン学会の九州支部に参加させてもらうことに。例年10月開催なのがありがたく、無理を言って加えてもらっているのが実状。今年は学生発表も申し込む計画で、ますます他流試合の様相? FDAフジドリームエアラインの往復チケットをネットで…

アナログの終わり

日曜日。妻に誘われてブリント写真の整理をする。この家に越して3年半経って、二人でようやくこのモードに至る。 整理しつつ、どうやら2003年辺りを最後にプリントをしていないことが分かった。それ以降はデジタルのデータしかない。 我が家のアナログ写真時…

これも自分と認めざるをえない展

佐藤雅彦氏の21_21 DESIGN SIGHT-「これも自分と認めざるをえない展」を観る。会場は20代の人を中心に列ができている。 インタラクティブな展示が多いため、アトラクション待ちみたい。21_21はこんなに賑わうのか?佐藤氏の影響からか、会場にも来場者にも明…

平井和正

思いたってヤフオクで真幻魔大戦のオリジナルノベルを探して、全巻揃える。1980年代のSF小説で、当時も買ったはずなのに、20代の度々の引越しで処分したらしい。 平井和正氏は今なおジュニア向けの小説を書き続けておられる。その作風やテーマの変わらなさ…

未来の食卓

wowowで放映されたドキュメンタリー「未来の食卓」映画『未来の食卓』公式サイトを途中から観る。フランス、バルジャックという村の小学校で実験的に始められたオーガニック給食を題材に、農家、教員、市民、学会の見解を綴っていく。 小学生たちが学校で野…

オートバイのデザイン展

浜松市美術館で開催中の「オートバイデザインの半世紀」を観る。日本人の若者のクルマ、バイク離れが市場の縮小として産業にも影響を与えるとされる中、小学生からご婦人まで和やかに行き来する風景が不思議な印象。さすがは浜松市というべきか。 日本メーカ…

合宿

ゼミの学生たちと2泊でI市の温泉旅館でデザイン合宿。教育委員会の協力でプレゼン審査が実現した。 のべ9時間で観光プランを企画する課題は、いつもの手順を踏めばできそうな設定だが、今回は、これまで話した事もない先輩〜後輩混合の6名1チームがくせも…

旅にはiPhone?

会議で札幌往復、2泊。後回しにし続けたポスターのデザインがあって、エクスカーションも参加せずに夜と朝はホテルに缶詰めで仕事。下手だなぁ。2ヶ月以上前に予約だけしておいたエアドゥのカウンターに行く。本当に予約してたか、内心すごく不安だった。 …

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